東京・港区のインターナショナルスクール『シャトースクール』が、突然閉鎖されました。
年間500万円授業料の返金もないことで、保護者達は弁護士に返還請求の相談が後を絶たないようです。
そんな中、創設者リナローズさんは「100%何も悪いことしてない」と詐欺師のような発言に世間からは非難ごうごう…この記事では、リナローズさんのプロフィール、経歴、プラダ女性差別訴訟など、叩けば出てくるリナローズさんの生き様を調べてみました。
目次
リナローズはキャラ濃すぎ!?
リナローズのwiki風プロフィール
=出典元:リナローズWiki=
リナ・ローズさんは、外国人の名前ですが、本名「高桑里奈」という純日本人です。
では、彼女のプロフィールを見ていきましょう。
名前 | 高桑里奈(本名) リナ・ボヴリース(2010年~)/リナ・ローズ(現在) |
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年齢 | 49歳(2023年6月現在)1974年生まれ |
出身校 | パーソンズ美術大学BBAデザインマーケティング学科 |
出身地 | 東京都 |
職業 | 実業家 |
著名な実績 | シャトースクール創設 |
子供 | ナポレオン スター |
リナローズさんは、幼少期、日本にあるアメリカンスクールに通い、高校時代はニューヨークの高校を卒業したようです。
2013年TEDトークでは、母親のことを話しています。30歳前のクリスマス前、従兄妹から電話があり、”母親が亡くなっているところを発見された”と…
you never know what’s gonna happen today or tomorrow or next minute.my mother was found dead and it was right before Christmas and right before my 30th birthday.
【翻訳】今日、明日、次の瞬間、何が起こるかわからない。母が死体で発見されたのは、クリスマスの直前で、私の30歳の誕生日の直前でした。
突然の母親の出来事に5年間苦しんだと言ってますね。父親の話題は出てきてないので、もしかしたら母子家庭だったのかもしれません…
両親の情報は一切見つけられなかったです。
リナローズの学歴・経歴は?
さて、次にリナローズさんの学歴・経歴についてみてみましょう。
1990年初期:10代でファッションキャリアを開始
1992年18歳:パリ・アメリカン大学、パーソンズ・パリ大学で語学を学ぶ
1994年20歳:ロンドンでファッションデザインを専門に学ぶ
1998年24歳:パーソンズ美術大学BBAデザインマーケティング学科卒業
2001年27歳:米国シャネル在籍
2004年30歳:プラダジャパン在籍
パリで語学を学びながら、ロンドンでデンザイン業界に足を踏み入れ、アメリカでもっと洗練されたデザインスキルを極めたようですね。華やかな経歴ですね!
NYシャネル勤務のあとは、プラダにヘッドハンティングされたとのこと。
として部下500人以上を取り仕切る管理職として活躍されていました。
=出典元:シャトースクールHP=
その後、リナローズさんは2011年11月11日にシャトースクール(CHATEAU SCHOOL)というインターナショナルスクールを設立しました。
当時は最先端をいく世界に向けた早期教育への関心が高い保護者が集まり、多い時は、およそ100人が通っていたこともあったそうです。
『ELLE』などのファッション誌に取り上げられていたのも魅力に映ったことでしょう。麻布エリアにあり、子どもを通園させる芸能人や一流アスリートなども実際に複数名いました。
=引用元:Yahoo!ニュース=
確実に、富裕層向けの高級インターナショナルスクールですね。
リナローズのプラダ女性差別訴訟について
リナローズはプラダ女性差別訴訟の1人
=出典元:Dailymotion=
リナローズさんは、10代のころからファッション業界で精髄した華々しい世界で活躍されていました。
30歳になるころ、プラダジャパンで販売部長として就任していたわけですが、2010年『女性差別訴訟』を起こした1人だったのです。
当時は、「ボヴリース里奈」として命名していました。訴訟の発端はこちらです☟
①ボヴリースさんは、2009年4月プラダジャパンに引き抜かれ入社。
②販売部長として着任し、500人のプラダ社員を監督する任務を請負う。
③着任後、ボヴリースさんはプラダ人事部での性差別に気付き始める。
④当時のプラダジャパン社長が女性従業員の容姿がよくないという理由で降格、退職に追込んだ。
⑤ボヴィリースさんは、この不当な処置に対して意見すると、彼女自身の容姿に対して攻撃が始まる。
⑥結果、部長からセールススタッフに降格、そして、懲戒解雇を通達。
この後、2010年リナローズさんは同僚と共に、
=出典元:Dailymotion=
として訴訟を起こしました。さすがキャリアウーマンの血筋が騒いだんでしょうね。泣き寝入りはしない!強い女性です…
2012年10月、東京地裁はプラダの主張を認めて、セクハラと性差別はあったが、ファッション業界において違法とは思えない!という判決が下り、リナローズさんは敗訴しています。
リナローズはプラダに反訴される
=出典元:Nippon news=
一方、ファッション業界では知名度が命!
このリナローズさんの訴訟により、プラダは社内での性差別報道が世に明るみになってしまったため、
・「セクハラがあった」とメディアに虚偽申告
・プラダのイメージを傷つけた
として、リナローズさんに反訴し、7200万円の損害賠償を求めていました。
最終の判決は、どこにも公開されていなかったので、何か分かり次第追記したいと思います。
リナローズ創設「シャトースクール」閉鎖はなぜ?
リナローズ創設「シャトースクール」の概要
2011年11月11日にシャトースクール開設。
0歳(生後3ヶ月)~6歳までのプリスクールの他に、12歳以下のアフタースクールも行っています。
- 英語、フランス語、スペイン語は必須で日本語と中国は選択制
- 1年で150ヵ国の歴史や文化を体験しながら学ぶ
- 周辺にあるたくさんの国の大使館へ遠足に行く
こんな他校には絶対ないオリジナリティを売りにしたインターナショナルスクールのようですね。
幼稚園で外国語3つをこなすのはかなりハードル高いと思います。
また、この学校名「シャトー」とはフランス語で「王族や貴族の住居」という意味なので、高級感や品格の良さを示すためのブランディングとして学校名に取り入れられています。
噂のシャトースクールのECサイト、いろいろすごいなぁと思ってみてたけど、ただの鉛筆に1万円はちょっと引いた pic.twitter.com/2tzG59TGDc
— shelly (@shelly_kmt) May 30, 2023
王族・貴族の住居を意味する学校となれば、誰もが驚く学費ですね。
年間500万円一括前払い制度!
6歳児までのプリスクールですよね?いやいや、英語・フラ語・スパニッシュを母国語とするネイティブ教師なのは当たり前でしょうけど、幼児で授業料500万円の価格設定が闇過ぎます。
「シャトースクール」の場所は?
2011年開校当初は、原宿の一室からスタートして、生徒数が増加してきたのを機に2015年西麻布の今の場所に移転したそうです。
住所:東京都港区西麻布3丁目17-3
12年ほどの歴史しかありませんが、徐々に生徒数が増え、カリキュラムの規模も大きくなり、テレビや雑誌のインタビューを受けるほどになりました。
リナローズ「シャトースクール」閉鎖原因は?
高級スクール突然閉鎖
理由はわかりませんが、
この創立者の言い分は江戸時代ですか?たぶん数日以内に泣きながら謝罪会見するでしょう
そして、今の時代がどれだけ貴方と相違があるかを知るでしょうね#リナローズ#リナ pic.twitter.com/iFQmrU4L6E
— voice 半額王に、俺はなる。 (@voicejp1) May 30, 2023
創設者リナローズさん側が、家賃支払いをしていれば何の問題もなかっただけですね。
①2017年3月賃料滞納による建物明け渡しに合意。
②この時点で保護者にその旨報告する義務がありながら、黙ってスクール運営継続。
③本年度も授業料500万円を請求。
④2023年3月一切立ち退きしないため、オーナーは強硬執行で学校閉鎖。
この事態に、創立者ルナローズさんは、
自信をもって100%何も悪いことはしてない!
と豪語していますが、これは解決するんでしょうか?
https://twitter.com/unkai_3/status/1663920150658134019?s=20
世界の某有名ブランドで働いていた経歴を持つキャリアウーマンのセリフとは思えない発言ですね(笑)
スゴイ金額をオーナー側に請求する!?ちょっと何を言いだしているのか理解に苦しむんですが…
やはり、粗は出てきてますね。☟
元在校生の方がシャトースクール側に提訴したようです。
今回の閉鎖に追い込まれた理由が手に取るように分かりますね。
授業料年間500万円×生徒100名としたら=500,000,000円=年商5億円ですよ!なのに、5年間賃料未払い、退学者への返金も不能…この資金はどこへ行ってしまったのでしょうか?
創立者リナローズさんの言動はまだまだ目が離せません。